
現在、農村はどこも著しい担い手不足に悩んでいます。一方都市では、自然・健康・安全志向の高まりの中、やりがいや手応えを求める若者の就農希望者が増加するなど、農への関心が上昇しています。
このような時代の流れの中、類グループは1998年に三重・奈良の二カ所に農園を立ち上げました。微生物と有機堆肥を充分に活用した有機米や小麦、茶の生産は着実に軌道に乗り、野菜分野では地元の産業賞を3年連続で受賞。口コミやインターネットを通じた産直網も拡大し、「安全で美味しい」との高い評価が確実に広まっています。それを受けてスーパーや商社から契約栽培の依頼も増えています。また、開設当初から、生産だけにとどまらず、「自然体験学習教室」や学生のインターンシップの受け入れ、地域の共同出荷なども次々と立ち上げてきました。
「日本の農を自分たちの手で再生していきたい」―。農業の知識も地元とのつながりも文字通り“ゼロ”からのスタートだった農園事業部をここまで動かしてきたのは、メンバーたちのこの熱い思いです。自然相手の農作業の傍ら、農業団体や市民サークルをネットワーク化。自然体験学習教室や就農支援事業の拡大、生ゴミの堆肥化などリサイクル事業への着手、農村活性化のコンサルタント事業etc、これまでの農業という枠を超えた次なる課題でも、着実に成果を上げています。
類設計室や類塾、あるいは“なんでやネットワーク”とも連携し、企業体としての強みを存分に生かしながら、類農園は今後も農の新たな可能性、新しいスタイルを貪欲に模索していきます。
1998年、類グループの農園事業部として設立され、1999年には(有)類農園として法人化。現在、三重(伊勢志摩半島)、奈良(大和榛原)2カ所で農園を開設しています。
奈良農園
大和高原中央に位置する榛原町で冷涼な気候を生かし、高原野菜や根菜類を中心とした作付けを行っています。
東に大和三山、南に奥吉野など四方を美しい山々に囲まれた、四季の彩り豊かな農園です。
三重農園
三重県の伊勢志摩半島の付け根の位置にある度会町で稲作やお茶の栽培を中心に運営されています。
日本一の清流に選ばれた宮川をたたえ、イノシシや鹿が数多く棲息する豊かな山林に抱かれるなど、山・川・海の豊かな自然に囲まれた、心和む農村風景です。