医療・福祉施設

活力と役割のある地域共同体を目指して

医療福祉施設

かつての村落共同体では、年長者の知恵や見識が集団を下支え、生産や子育てなどの課題を通じて、 皆の尊敬の念を集めてきました。

一方、明治以降の市場社会の進展、共同体が解体される過程で、高齢者は企業そして家庭の「外」に置かれ、サービスを受ける特別な存在として扱われるようになりました。

類設計室は、人類本来の高齢者の役割を発揮できる社会の実現に向けて、誰もが安心し、役割を持ちながら生きられる「地域共同体」の再生を目指しています。

地域の中核拠点として、高度医療に対応した施設づくり、利用者とまちとのつながりを意識した空間・運営体制、身体能力を活かし支えるディテール等を追求し、事業者のみなさまと共に、活力あふれる社会づくりに貢献していきます。

ふれあい東戸塚ホスピタル/ヒルズ東戸塚/シニアホテル東戸塚/湘南医療大学

ふれあい東戸塚ホスピタル/ヒルズ東戸塚/シニアホテル東戸塚/湘南医療大学

マスタープラン/グランドデザイン
医療・福祉・大学・住宅が一体となった
まちづくり

自然とふれあいながら、多世代が生涯にわたって安心して暮らせるまちを目指し、神奈川県東戸塚エリアで約20年に渡るまちづくりを実践。

高齢化社会の到来を想定し、地域の中核的医療・福祉拠点となる病院・シニアホテル・介護老人保健施設を設計した。

さらに、地域に広がる豊かな森を保存・活かした共同住宅や医療大学を建設し、新しい世代を呼び込み、次の医療従事者を育む、活力と持続性のある社会の実現した。

草津総合病院

草津総合病院

マスタープラン/新しい価値創造
地域の核となる先端高度医療拠点の形成

草津市で診療所として始まった草津病院を、先端高度医療を担う病院に進化させるプロジェクト。コンセプトは『民間病院でありながら、市民病院的な役割を担う病院』。

2期にわたる整備では、医療法上の整理、敷地の開発許可の手続きを併行して行い、最終的に 約720床病院としての配置と動線計画、外観・内観のデザイン等、一体化した計画を行った。

新たに高度検査機器を導入し、屋上にはドクターヘリを受け入れるヘリポートを整備。 災害拠点病院や救急告示病院の指定を受け、また、福祉施設の運営を行うなど、 草津市の医療・福祉の柱になっている。

方南二丁目福祉施設/富永サービス付高齢者住宅

方南二丁目福祉施設 / 富永サービス付高齢者住宅

新しい価値創造/事業企画コンサル
福祉の世界を変える福祉事業者とのパートナーシップ

複数の医療法人、福祉法人とのパートナーシップにより、新たな福祉拠点を実現。福祉の世界に風穴を開ける大起エンゼルヘルプと連携した方南二丁目福祉施設は、 「支え合いのまち」をコンセプトとし、可能な限り住宅スケールで計画。利用者同士が助け合い、自ら考え、身体を使っていくことを目指した。

脳神経外科の最先端を走る富永病院グループと連携したサービス付高齢者住宅は、手術後の患者、ケアを必要とする高齢者の生活を支援する、医療と福祉の横断プロジェクト。当時前例のなかったサービス付高齢者住宅の構想にあたって、福祉施設研究に留まらず、 集団の在り方や高齢者の役割など歴史を紐解き、クライアントと共にあるべき姿・機能を決めた。


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