1975年の設立以来、類塾は一貫して子供たちの「将来に活きる本物の力」の育成を目指してきました。ところが、近年では激変する社会状況の中、学校教育そのものが子供たちの生きる意欲を急速に衰退させています。そこで類塾では、人類本来の「学び」に立ち返り、4年前からグループでの追求を軸に授業を組み立てる「追求型授業」を導入。2016年には社会貢献の一環として年収に応じた授業料減額制度を導入し、子供たちの追求力と活力の再生に取り組んでいます。類塾は、確かな状況認識によって時代に求められる教育を提案し、子供たちが生き生きと輝ける社会を目指します。

強制圧力は子供を潰す

右のデータが意味していることは、ただ1つ。それは、親や教師が「勉強しなさい」と言えば言うほど、子供の成績は下がっていくこと。つまり、子供の「内発的な意欲」が何よりも大切だということです。逆に、勉強を強要すればするほど、子供たちの活力が衰弱し、詰め込めば詰め込むほど成績が下がる状況に立ち至っています。

その理由は、例えば赤ん坊を見れば明らかです。

赤ん坊は言葉の欠乏の塊で「これは何?」「なんで?」ととめどなく聞き続け、貪欲に言葉を吸収してゆきます。ところが学校に入ると、一気に追求する興味を失ってゆきます。それは、学校で与えられる5教科の中身が子供の内発的な欠乏と全く繋がっていないからです。

さらに学内テストが始まり、試験圧力が加わると、子供たちは「点を取るための勉強」しかしなくなり、「何で?」「どうする?」という追求回路が封鎖されて、与えられた答えを理解(実は暗記)するだけの試験脳が強固に形成されます。実際、学内テストを2〜3回もやれば、大半の子供の頭は試験脳=封鎖脳で固まって終います。しかし、社会に出れば、答えのない問題ばかり。答えを理解(暗記)するだけの試験脳では、使い物になりません。

だから子供が「勉強なんかやりたくない」と言うのは当然です。親や教師が勉強を強制すればするほど子供は元気がなくなってゆき、遂には生きる意欲さえ失って、「仕方なく生きているだけ」の子供たちを大量に生み出すことになります。

学校はブラック企業か軍隊か
〜 学校より「働きたい」子供たち 〜

現実の社会では、あらかじめ決まり切った答えに辿り着くだけの暗記脳では役に立ちません。さらに、物質的な豊かさが人々の第一目標だった時代は終わり、学歴の効力も衰退する一方です。今や、親も教師も子供たちの「なぜ勉強するのか」といった疑問に答えることができません。

にも関わらず、学校では軍隊教育の名残の「上官の命令は絶対」という規範だけが健在です。大人の労働時間さえ法律で週40時間と定められている中、中学生は社会から切り離された学校という特殊空間に週60時間も拘束され、勉強やクラブ活動を強制されています。

追求する体力と時間を奪われた子供たちは、一方的に教えられる講義型授業と相まって、徹底的に思考回路や追求回路を封鎖されていくのです。

子供たちは、こうした学校教育に何の可能性も見出せず、類塾のアンケートでは「できれば学校などやめてすぐに働きたい」と思っている中学生は、そうでない子供の2倍にも及んでいます。

「子供たちが生き返る。 類塾が示す新たな可能性」

教育コンサルタント育成担当
2007年入社 田中瑠衣

「勉強しなさい」という強制圧力により、子供たちの元気が年々なくなっていくことは、教室という現場で身にしみて実感していた事実です。

そんな中で、類塾では遂に、子供たちの意欲を取り戻すため、家庭による囲い込みや学校の暗記脳教育にまで踏み込み、子供たち自身とどうすれば活力が上がるかを追求し始めました。

すると、子供たちは本当に一瞬にして意欲が上がり、成績も上昇し始ました。子供たちの生きる意欲を再生できる類塾ならではの最先端の教育に、改めて可能性を感じています。

各地で教育革命進行中

強制圧力の弊害を排除すべく、文部科学省は2016年、大学入試の抜本的な改革案を発表しました。

この「2020年大学入試の改革案」によれば、従来の「知識を問う」試験の比重は1/3に縮小され、新たに「正解のない問題を解決する思考力・判断力・表現力」を問う試験と、「知りたい、やりたいなどの主体性や協調性」を問う試験(面接など)が導入されます。

それを受けて、大阪府も新学習指導要領を検討。公開された資料によると、小中高の全教科にアクティブ・ラーニング(グループを活用した体験型の学習スタイル)を導入。高校では、「理数探究」「古典探究」「世界史探究」などの探究型授業が各教科に設置され、今後は「教科を超えた探究的な学習」も一層重視する方向です。

すでに「探究学習」を導入した日比谷高や堀川高は2016年の大学入試で大きく躍進。さらには、ハーバード大や東大自身が、アクティブ・ラーニングへと大きく舵を切っています。

類塾は、こうした教育の流れに先駆けて自考型の新スタイルを確立し、さらに2016年には5教科の枠組みを超えた全く新しいカリキュラム「探求講座」を開講しました。

破田野雄己さん 「点数に固執することをやめたら成績が上がった」

類・実現塾に3期から継続参加
高校生 破田野雄己さん

僕は『テストで点数を取ることを止める』ために腹を括った。腹を括ると、世界が変わって見えるようになり、教科書に載っている知識と現実が繋がっていることに気づく。それに気づいたとき“勉強って楽しいんだ!”と、現実と勉強が一体となった。

頭の中で繋がっていく構造化の楽しさ、ワクワクが物凄くて、もっと知りたい!勉強したい!とあらゆる教科の勉強にやる気が湧いてくる。すると、みるみるうちに点数が上がっていった。成績に固執することをやめたおかげで、僕の評定はどの科目も最高点に近いものになった。

アクティブ・ラーニングスタジオ

最先端の追求成果を実現する

〜 類設計室 × 類塾 〜

東京大学教養学部「アクティブ・ラーニング・スタジオ」

「アクティブ・ラーニング」は教員からの一方向的な講義で知識を覚えるのではなく、子供たちが主体的・能動的に学習に取り組む学習法の総称です。

この学習法に先進的に取り組んでいる東京大学教養学部が2011年に建設した「理想の教育棟」を設計したのは、類グループの中核・類設計室です。「アクティブ・ラーニング・スタジオ」は教師と学生、学生同士がフラットに学び合える自由な形態とし、学生たちは小グループを形成して調べ、話し合い、発表しながら答えを導き出していきます。学びの集団形成を誘発する設計コンセプトは、類塾の授業、自習室にも繋がります。

勉強から探求へ 〜 類塾の志 〜

5教科には子供の意欲を喚起し、追求心を刺激するような中身が殆どありません。

子供の内奥の欠乏を発掘し、追求心に火をつけるには、5教科の枠組みを超えた、もっと生々しい現実を題材とした講座が不可欠になります。

それが5教科の根底に位置づけられる類塾の「探求講座」です。

試験脳の生徒は、「何で?」を追求しても試験に出ないので点は取れないと思い込んでいます。しかし、みんなで「何で?」「どうする?」を追求する追求回路こそ、人類を人類に進化させてきた人類の命綱であり、元来それはすさまじいパワーを秘めています。従って目先の「点を取る」ための勉強を止めて本来の追求回路を解除すれば、「何?」「何で?」という内発的な欠乏と繋がって、3ヶ月もすれば成績が飛躍的に上昇してゆきます。

探求講座の特長は、平常の授業に加えて、定期的に幅広い世代の仲間や多彩な分野で活躍する大人たちとグループ追求する「類・実現塾」に参加できること。現実の必要と直結する社会の課題について高いレベルで徹底追求し、発信することで、常に能力欠乏を刺激し、本物の思考力や追求力を再生してゆきます。

社会貢献のひとつの形

また、探求講座の受講生には、家庭の収入に応じて類塾の5教科の授業料を減額する制度が適用されます。社会で貧困による教育格差とその連鎖が問題になる中、そうした子供たちにこそ目先の成績を支援するのではなく、これから何が起きても生き抜いていく能力を身につけさせたい―。類塾の志です。

探求講座の追求テーマ例

強制から解放され、意欲と成績が上昇した生徒の声

たとえテストに出なくても、 全体を繋げて追求!

「点数を取るための勉強をやめる」を実践。勉強の目的を「社会でも役に立つには?」「言語能力全体をアップさせる」に変えたら、かなりやる気が上がった。  「全体をつなげていくのに必要と感じたもの」をとことん自分で調べたり、みんなで追求したりすることで、どんどん楽しくなっていった。

点数より、もっと大きな目標がある!

参加前は、成績に固執し、得意な数学でスランプに陥ったり、ケアレスミスが増え、精神的にも不安定になり、自分でも良くないと感じながらも抜け出せなかった。しかし、特別講座参加以降、点数にこだわるなんて馬鹿らしい。もっと奥に大きな目標があるのではないかと考え始め、仲間に声をかけ、一緒に課題に取り組んだら、自己ベストを更新できた!