Story1

類グループの地所事業部は1992年、後の事実報道に繋がる新事業「地域ネットワーク」の骨格として設立。事業企画から施設管理、運営、入居者仲介など総合的なコンサルティングに軸足を置いて活動し、貸主・借主双方とともに地域の可能性を追求することで、志ある地主や地域の名士の発掘、関係構築を目指しました。

そうした取り組みの成果は、子育て主婦を支援する企業と保育施設を提供できる地主を結びつける認可保育所建設事業など、地域住民に喜ばれ、地域の価値を高める実績として現れています。

「地域」「住民」が好きが原点

地所事業部は、部門の枠を超えた新たな役割にも踏み込んでいます。事実報道の宅配事業と連携し、商業テナントで重要な販促や人材募集の営業を開始。さらに設計事業部の商業建築設計を通じて、テナント発掘にも協働して取り組んでいます。グループ随一の平均年齢の若さを活かして、新たな役割にどんどん挑戦することで、若手社員のやる気と成長に繋がっています。

これらを通じて、今、類設計室の地所事業部が目指すものは、明治以降の市場社会の中で分断された地域共同体と、その中で生きる人々の繋がりを再生すること。そうした繋がりの再生によって地域の活力を取り戻すこと。20年の時をかけて蓄積・熟成した家主、地主、企業、さらには高い実現力をもつ類グループの各事業部を繋ぐことで、みんなで可能性を追求する「地域の充足の場」づくりに挑んでゆきます。

最前線で勢いと成果を生み出す

例えば「テナント誘致」なら、宅配事業紹介を通じて販促や人材といった商業テナントの最重要課題に踏み込むことで、互いに一歩進んだ関係構築に繋がりました。こういった動きが加速してゆき、設計事業部での商業建築設計に当たってのテナント発掘など、部門間の連携はさらに広がりと深まりを見せてきています。

成功体験が増えるにつれ若手社員たちの意識が変わり、社内でも部隊ごとの座席配置の廃止、同じオーナーへの多方面からのアプローチなど、これまでになくユニークな方針を生み出しています。部門の枠を超えた営業が、若手社員たちの類グループ営業の最前線に立つ自負と誇りを生み、勢いと成果に繋がっているのです。

不動産の本質は「地域のため」

地所事業部長
1998年入社 根木貴大

利益追求を主眼とした営業が通用しない時代。これは、われわれ類地所にとっては大きなチャンスです。

決まった答えのない課題にどう応えるか、類グループの仲間と共に磨いてきた意識潮流や構造認識をどう生かしていくか。培ってきた志を一つひとつの案件の勝ちに繋げ、成長していくことができるからです。

そうして力をつけていった先で、これからの地域と人の在り方を語り合い、追求していく。地域の活力再生のために、何か役に立つような仕事ができると考えています。

類地所インターンシップ報告

「同化力」と「言語能力」への欠乏が湧き起こった!!

類地所では、学生を対象にしたインターンシップでも、単にお客様の相手をする・案内をするといった課題ではなく、地域課題に繋がる類地所ならではの取り組みを体験してもらっています。その中から「企業の築古社員寮の活用企画立案」を扱った4DAYインターンの成果を紹介します。

 

これは実際の顧客を対象とした継続中の企画提案で、まさに正解のない未明課題です。インターン生は一社員として、調査→分析→仮説→追求を重ね、最終日には相手方企業の部長役を立てた本物の商談スタイルで提案を行いました。

プレゼンテーションは堂々としていて、予定していない相手からの突っ込みにも上手く切り返していました。
  さらに社員からのフィードバックで追求を深めたことで、これまでにない提案の切り口を生み出すことができました。今後も追求を塗り重ねていき、実際に顧客への提案を行う予定です。

 

インターン生には、「同化力」と「言語能力」への欠乏が湧き起り、実現塾への継続参加も希望してくれました。
 企画提案で企業の理念や考えを探ろうとしても、“会社”という大きな組織を調べるだけでは、なかなかイメージが湧きません。“会社”は人の集合体であるため、社長の理念やその背景にまで踏み込んでいくことが必要です。

その中でとことん対象に同化する必要性を実感し、「同化力」への欠乏に繋がったそうです。「言語能力」は、グループ追求を重ねる中で、周りと「幹」となる部分の共有が上手くいかず、「力が足りない」と痛感したそうです。

インターン生の感想には「私の中に存在しなかった考え方や見方を学んだだけでなく、本気になれて、そして本当に楽しめた時間でした」とありました。正解のない未明課題で喚起した能力欠乏こそが、成長の源となっていくのです。