社員紹介

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潜在思念を研ぎ澄まし、
手で書き、手で消す

所属:大阪設計室 計画設計房 網野 琢馬 takuma amino

卒業学部:大学院デザイン研究科 入社年度:2013年度

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Q1 経歴

1987年東京都生まれ。日本の大学を卒業後、海外留学。2014年デザイン研究科修了。同年、類設計室入社。意匠設計担当を経て、現在は、大阪設計室計画房スタッフとして、持ち前のデザイン力を発揮中。

 

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Q2 計画房の役割とは?

計画房は、事業企画段階でのスペース検討やプロポーザル・基本計画段階での空間デザイン提案を担当しています。建築には法令を始め様々な条件がつきものですが、枠にとらわれずに社内外の活力となる「これはつくりたい!」という想いを引き起こす提案を意識しています。そして、そのようなアイデアは、常識やこうあるべきといった言葉の思考を捨てて、ユーザーや人々の意識、社会の未来像などをイメージしつくした時、ふと降りてきます。そのような森羅万象の声を聞くアンテナを研ぎ澄ますべく、日々、言葉を使わずに思考する訓練をしています。類設計室では「ディティールに魂が宿る」という認識の下、最初は意匠設計(実施設計)を担当します。「手で書き、手で消す」スケッチによる格闘を通じて、表層的なデザインを超えた「魂が宿る建築デザイン」を探求し続けることが、永遠のテーマです。

 

Q3 応募者へのメッセージ

プロポーザル業務を通じて学んだ2つのことを日々大切にしています。

1つ目は「表現力」。表現力というと、以前は絵のキレイさだけに思考が向かいがちでした。しかし、検討した結果として採用しなかった部分に対し、設計室長から「検討した形跡が読み取れない」と指摘され、表現するとはどういうことか深く考えさせられました。
「表現力」とは「伝える力」であり、相手がいることが大前提です。見やすい資料になっていなければ論外ですが、検討した形跡も読み取れなければ「検討していない」のと同じ。提案書の作成を担う者として、これほど情けないことはないと思いました。読み手に同化し、どこまで本気で追求したのか、何が気になっているか、何は書かなくても分かるのか、提案の幹を押さえながらバランスよくレイアウトしていくー。プロポーザルの提案書も計画図も実施設計図も同じであり、追求過程やその時点での追求成果をどれだけ共有できるかが勝敗を決めていくのです。

2つ目は、作業を手伝ってくれる仲間への配慮です。
現実の仕事場面では、課題の進捗に応じて業務や役割がスイッチすることはよくあり、類設計室は特にその体制が柔軟です。そのため、応援を要請する側が課題の全貌を俯瞰し、どの過程のどういった役割を担ってもらいたいのか明確に提示するようにしています。先が見えずだらだらと作業が延びていけば、それぞれの段取りは破綻し、心理的な負担も大きくなってしまうからです。これでは組織として勝っていくことはできません。
これはアルバイトさんも同様で、組織にかかる外圧を共有し、どのぐらいの作業をどの程度の時間で終わらせれば良いかを掴んでもらうことで、やる気も上がると感じます。類設計室はアルバイトさんにも多くの課題を支えてもらっていますので、皆さんの活力を上げられるような課題設定を常に意識しています。

これら2つは当たり前のことですが、先輩たちが生み出してきたプロポ勝率の高さの秘訣はこういった基本の徹底にあると思っています。学生の皆さんは是非アルバイトにきて、類の仕事に対する考え方や姿勢を盗んでいってください!