5/15・22実現塾「活力論4『右脳パワー』」はこんな追求に!

脳卒中により左脳の機能が停止してしまったある脳科学者の体験談から追求がスタート!人類が持つ右脳・左脳の機能を深めていく回となりました☆

■右脳の働きの本質は?
右脳の働きの本質は「一体化」。充足感に満ち溢れ、エネルギーの塊。
過去も未来も、時間もない。「自分」もない
”瞬間瞬間どう生きるか”、“今・ここ”がすべて。

人類が形成した一番奥にあるのが一体充足の回路。
人類はこの回路を極端に強化→強力な「麻薬」が働く。(ランニングハイ、未開部族の闘いに出る前の踊りetc.)
それは、本能(過去の体験記億など)がすべて麻痺してしまうほど!

人類が生み出したこの一体充足という快感回路は、人類の最大の活力源にして生き延びてきた=あらゆる意欲・活力の源泉。

■本能⇒共認機能(右脳)⇒観念機能(左脳)
脳の中心にあるのは単細胞~哺乳類まで塗り重ねられている「本能」。

サルは木の上という防衛力と生産力も最強(天国)の世界で、食糧の限界まで繁殖。
縄張りを争う同類同士の闘争を契機に、本能を超えた、共認機能を作り出した。

木から落ちた人類は、洞窟に隠れ住み、すさまじい自然外圧にさらされた。
⇒言語機能=観念機能を生み出した

そうして人類の脳は、本能(中央)→共認機能(右脳)→観念機能(左脳)と先端収束。
指令はこのルートを通る。本能と左脳は全く繋がっていない。

■なぜ人類は観念機能を左脳に持っていったのか?
本能も共認機能もその中身は、DNAに刻印されている。
しかし左脳は、未明課題に答えを出すため、中身は白紙。
→観念機能は無限大の容量があり、自在。だから左脳に作った。

しかし、現代人の左脳はガチガチで固定観念の塊!
◎左脳は最も柔軟で、常に世界最先端を追求するためにある。
◎教科書の勉強は、本来の左脳の使い方から見ても、おかしい。

■学校教育150年で日本人の言語能力・追求力はドン底
赤ん坊は充足力と追求力の塊で天才。しかし、幼稚園→学校と、ただの凡人へ。
それは意欲・活力・想像力・人間関係力などの基盤となる“右脳が封鎖”されていくから。
◎日本人を無能化したのは、「左脳偏重」の学校教育。教科書、講義、宿題… 極めつけは、ペーパーテスト!

「テストで100点やったら頭がいい」?
文科省でさえ、左脳偏重人間は社会では使い物にならないと言っている。
⇒社会で使い物になるのは、外で遊びまくってきた人間。

プリント学習も習い事も、すべては「左脳教育」。
子供が“生き生きしている”・“計算ができる”、どっちが大事か?社会では既に答えが出ている。
子供の大半は、元気もなく人間関係が×。親はそれに気づかず、プリント学習へ、習い事へ。

■そもそも、“教える”でいい?右脳“教育”は成立する?
昔は師匠が身をもって実践しているのをひたすら真似る。
大人が教えて、管理して、右脳が開発されるなどあり得ない。

週4日も習い事に行くくらいなら、週4日とことん遊ぶ「遊学舎」へ。その方が、よっぽど子供のため!

■そもそも「頭がいい」とは?
サルの中でも、一番頭のいい類人猿の特徴は、授乳期間の長さ。(ゴリラ3年強、チンパンジー4年前後、オランウータン6~7年)

密着充足に加え、授乳中は目を合わせ互いの表情を読む。重たい子供をぶらさげて、木から落ちないように、母子が一体行動。
=一体充足のための追求:充足追求。これが知能進化の本体。
◎頭の良さ、いかに難局を乗り越えられるかは、ペーパーテスト100点にはない!いかに充足回路が発達するか!=右脳が規定

■日本人の左脳の特徴
自然の音、虫の鳴き声も川のせせらぎも、日本人は左脳で(言語として)聞いている。一方、西欧人は右脳で(雑音として)聞いている。

人類はみな、万物と一体化するための観念原回路(精霊信仰の回路)を左脳に持っていた。
日本人にはその回路が生きているが、皆殺しの略奪闘争で共同体が破壊された西欧では、働かない。

日本語の特徴は、自然な発声である母音言語。(日本やポリネシア)
それ以外の子音言語は、表情・口の中を緊張させて出る音であり、略奪闘争という危機状態において生み出されたもの。

日本語は表現力が非常に豊かで、新理論の構築を成し得たのも日本人。
←この能力の高さは、観念信仰をしなかったから。(仏教・儒教も、西欧観念も、ハマったのは1%以下)
西欧人は共同体破壊で共認機能が働かなかったから観念で統合した
→観念信仰が非常に強く、自由・平等・博愛、環境破壊しまくってる西欧科学を生み出した
◎日本人の若者の使命は、事実の体系の構築!

■ドン底の原因は「左脳偏重」
左脳偏重の背後にあるのは、観念信仰と文字(書き言葉)信仰。
誰もが話せる話し言葉に対して、文字は支配階級の特権(徴税の記録のため)だったから、文字は上等なものと、憧れた。

しかし人類の観念機能は話し言葉によって進化してきた(書き言葉の歴史はせいぜい3000年程度)。
話し言葉は運動神経と一体=右脳と繋がっている。文字は左脳に記憶されているだけの記号で、意味を与えているのは右脳。
この右脳封鎖が、国語ができない子供が増えてきた原因。

■どうする?
⇒遊ぶ!
⇒点数を捨てる!
親も子供自身も、点数第一と思っている。でも点数にこだわるからアホになる。
点数をあげたいんだったら、点数信仰を捨てること。0点でいいと腹を括ること。

100点信仰は何の価値もない。学校も親も、使い物にならなくなっても誰も責任は取ってくれない。
目先100点、将来は0点?!どっちが大事なの?

仲間充足と追求充足の回路が形成されれば、あらゆる教科の成績は上がる。
そして、どの場面でも役に立つ人材になれる。

公文も水泳の級もテストの100点も、産業界では誰も評価しない。学校と塾、親のウソで塗り固められた架空の世界。

そんなことを強制するのは毒親では?
⇒左脳偏重・右脳無視という狂ったベクトルを解体して、本来の右脳を解放する学びへ
⇒左脳教育がどこまで人間を無能にしてきたか、子供を潰してきたか、を得心する

大人のうだつのあがらない人生を、子供に強要していいわけがない。
思考停止した大人に、遠慮している場合ではない!