6/19・26実現塾「活力論6『左脳が分かれたのは?』」はこんな追求に!

人類滅亡の原因ともなる「右脳封鎖」。その構造を紐解いていく中で、突破口がだんだんと明らかに!
その実現態の一つが、全日制「類学舎」。そこに通う生徒の生の声が、大人たちに気づきを、子供たちに力を与えていました!

■なんで観念≒言葉が必要になったの?
状況を掴んで仲間に伝えるくらいなら、動物でもやっている。(鳴き声)
本能・共認では対応できないほどの外圧に晒されたから、言葉≒観念機能を作った。

足の指が先祖返りして木から落ちたカタワのサルが、人類。
洞窟に隠れ住む極限状態の中、最先端の共認機能(一体化充足)に収束し、何とか死なずに生き延びた。
そこで、まずは「自分たち活力源をどうする?」に向かった。
⇒一体充足の回路を右脳に形成。(万物と一体化できる人類固有の機能。)

サル時代に獲得した同類への一体化を、絶対的な自然外圧に向け、一体化を試みた。(「精霊信仰」)
周りのものすべてに一体化して肉迫し、本質を掴む→充足する。
◎観念機能=言葉となりがちだが、真髄は、この言葉以前の「万物との一体化」。

■左脳が分かれたのはなんで?
観念は、未明課題を追求するため、自在に組み替える必要があり、最も臨機応変であるべきもの。
組み替え自在な左脳(赤ん坊のときは中身が空っぽ・後天的)と右脳(中身が決まっている・先天的)とが一緒くたでは、両方つぶれてしまう。
そして左脳にある言葉を“生み出す”駆動力は、右脳にある。
だから「本能→右脳→左脳」の順に繋がっている。

■脳を3パーセントしか使っていないのはなんで?
言葉は本来“使い捨て”。右脳発で、本質に迫るためにありとあらゆる仮説を生み出していくもので、それが本来の左脳の役割。
現代人はそもそも左脳の使い方が狂っている。
⇒正解かどうかなんてどうでもいい。可能な限り、仮説を生み出せ!

右脳発で本質を捉え自分自身が生み出した言葉なんてない。すべて、支配のために親・学校・マスコミから与えられた観念。
脳は生き抜くために存在するが、現代人は支配順応人間で、脳の一番、根底にある右脳(本能・共認機能)が作動していない。

■どうやって右脳が封鎖されているの?
習い事による遊び本能の封鎖
ペーパーテストによる追求本能の封鎖

本来必要ない(右脳は分かっている)からこそ、動機付けのために点数をつける。
本当に必要なら、点数なくたってやる。それが内発。遊びが典型。

必要に迫られるのではなく、仕組まれてやり、“そのうち本気になるだろう”は、騙し。
級の快感にのせられて、やる気があると本人も幻想を抱く。
しかし自分の評価第一で、本来のやる気の出し方を知らないから、社会に出て一切通用しない。

■根本原因は「成績第一」
成績第一→左脳偏重→右脳封鎖→活力ドン底

成績第一で、遊びも、追求も、性も、封鎖。
市場社会は行き詰まり、環境は破壊されまくって、性は衰弱。
現代人はあらゆるところで絶滅の一手に向かっている。

実業界から見ても「成績第一」はおかしい。
右脳を封鎖した活力も人間力も追求力もない大卒に、どの企業も「このままではダメ」と新しい人材を求めている。
勘違いしているのは、教育界などの閉鎖された異常空間の人間だけ。(自身が闘っていないと、自分の無能には気づけない。)

■成績第一の温床となっているのは核家族
社会は私権社会であり、親は当然、自分第一。
生産過程を失った=教育機能がないサラリーマン家庭(生物史上極めて異常)で子育て不安に陥った親は、成績に飛びつく。
成績第一の温床は核家族。

核家族突破のヒントは人類本来の「母系集団」。
本来の子育ては、母たちみんなで子育てする母系集団。集団の中に仕事があるから、健全な子育て、子供の能力育成が可能。

■成績圧力と闘うとどうなる?
成績圧力と闘わない限り、自分の生命線である右脳を封鎖する。
逆に成績第一を捨てたら、“なぜ、何のためにこれをやるのか?”全てが問われ始める。
だからこそ、まず捨てること。それがスタートライン!

成績を捨てた、類学舎生は何を感じている?
「通知表はたとえオール5でもうれしくない、どうでもいいと思うけど、仕事の評価・結果ならうれしい」
「成績は自分のものだったから、それを捨てたら、周りしか見えなくなった。相手と自分が一体と感じられるようになった。」

自分自身の右脳を解放すれば、周りの活力をあげることもできる。

■これからは、何であれ、活力を生み出したら勝ち!
成績第一と闘ってこなかった現在の30代~60代は左脳偏重・右脳封鎖で使い物にならない人間に。
⇒闘わないことには始まらない!

逆に言えば、この人類全体が負け組という状況の中、これからの勝ち筋は、活力・発想力、何であれすべて右脳にある。
右脳を解放し、活力を取り戻せば、人は寄ってくるし、言葉にも力がこもる。
そして、一体充足・仲間との追求充足には無限の充足とエネルギーがある。
☆一体化は、“しようとする”だけで「気」が出ている。(お手本は赤ちゃん)

“何であれ活力を生み出したものが勝つ”この状況認識を一つの柱とする。

右脳を解放=活力を生み出すには?
⇒遊び本能を解放して一体充足を感じる「遊学舎」
⇒みんなと追求する場で追求充足を感じる「探求科」「実現塾」
⇒仕事をやって、外圧に触れ、そこから何らかのやる気を引き出す「仕事塾」「類学舎」

右脳:本能・共認機能が開かれていけば、圧力に反発は生じるが、頭の中で否定しているけではダメ。反抗が必要!
どう考えたっておかしい課題、右脳をつぶしにかかる不当な圧力に、従順になるのか、闘うのか。
右脳・追求回路を生き永らえさせられるかは、どれだけ闘ったかにかかっている。

教育革命とは一体充足・みんな追求の充足で人々を元気にすること。その活動は途絶えることがない。
動いた分だけ、誰かが元気になる。やればやるほど高まる。だから闘ってください。