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「地域」「住民」が好きが原点

不動産業界は、自ら新商品や新企画を生み出さなくとも、一定の需要や利益が常時発生する構造にあります(都市においては)。そのような業界で、類地所は、誠実さを武器に好調な数字を維持していました。

しかし、そんな表面上の成果とはうらはらに、業界構造にあぐらをかいて根本的な追求から目をそらし続けてきたツケが、表面化してきたのです。

きっかけは、全社劇場会議の場で、「地所部の追求力の無さは一体どういうことか」と直接社長から指摘を受けたことでした。

事実の追求を統合軸とし、次代をリードする新しい認識に基づく戦略や提案で人々の期待に応え続けている類グループ。とりわけ、この閉塞した社会を突破する答えが求められる現在において、追求力は社会で最も必要な能力の一つです。

本来、お客さまと直に接し、社会の外圧や人々の期待をリアルに感じられる地所事業部は、より追求力が磨かれる恵まれた環境にあるはず。にもかかわらず、現実には、地所事業部はどの部門よりも遅れをとっていたのです。

そこに気付いたとき、長年捨象していたもう一つの大きな問題を直視せざるを得なくなりました。それは、「地所は、類グループらしくない」という言葉。これは、共同体社会の実現を目指して日々の活動に取り組む類グループの、その最大の特長であり存在意義とも言える「志」と「使命」を、地所事業部は見失っていることを示していたのです。

「単なる人のいい不動産屋」。

それが今の地所事業部の姿でした。

「地域」「住民」が好きが原点

そのことに危機感を感じた我々は、部門をあげて、不動産の枠を外して顧客の期待に深く突っ込んでいくことを目標としました。

少子高齢化による独居問題や相続問題、労働意欲低迷による企業の人材育成問題や、市場縮小に伴う各店舗の経営問題など。これまで「自分たちには無理」「そこまでやらなくても」と目を背けてきた問題が、現実には山のように横たわっていました。

その視点で仕事に向き合ってみてはじめて、自分たちがいかに狭い範囲でしか物事を見ていなかったか、自分たちがいかに無能かを痛感したのです。と同時に、その地平に立てたことで、メンバーの活力は上がり、部門の一体感も出てきました。

それでも、まだ地所事業部の「志」は言葉になっていません。おそらく、目の前の仕事の追求を超えた、もっと時代の先を見通した展望が必要なのでしょう。でも、類グループには、それを追求する土壌があります。それを実現する気概もあるし、背中を押してくれる仲間もいます。

だからこそ、何としても変わりたい。部門改革を実現し、胸を張って「本源社会の可能性に向かって、みんなの役に立つ仕事をしている」と言えるようになりたい。

学生のみなさんは「志」など考えたこともないかもしれません。でも、真っ直ぐに可能性に向かうことのできるその心は、変革の何よりのエンジンになってくれます。ともに変革の道を歩んでくれる若者を待っています。

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