「ともにつくる」喜びを、
社会の活力へ

代表取締役社長岩井裕介

社会課題に向き合い続けて50年、5事業部にまで広がりました。

株式会社類設計室は1972年、「自分たちの生きる場を自分たちの手でつくる」という志を抱いた6人の仲間たちが立ち上げました。「類」とは、人間そのもの、そして人と人とのつながりを意味します。私たちは、この「類」の相互関係から生まれる価値こそが、社会を動かす真の活力になると信じ、建築設計から教育、農園、地域共創、営繕事業へと歩みを広げてまいりました。

創業から半世紀、格別のご厚情を賜りましたクライアントの皆様、そして共に歩んでくださったすべての皆様に、新代表として深く感謝申し上げます。

私たちは2021年度からの5年間、変化の激しい時代を正面から見据え、次なる飛躍のための「経営基盤整備」に総力戦で取り組んでまいりました。先代たちが築き上げた「全員経営」の精神を土台に、組織のあり方を根本から見つめ直したこの期間は、私たちにとって極めて重要な再生のプロセスでした。そして2026年4月、この基盤の上に、いよいよ新たなステージである「成長基盤整備」をスタートさせます。

共に歩むオープンカンパニー。活力が循環する「共創の森」をつくる

私が就任にあたって何より大切にしたいのは、「ともにつくる」類設計室でありたいということです。

創業時の「自分たちの手でつくる」という精神は、今、よりひらかれた形へと進化しようとしています。これからは社員という枠を超え、クライアントや地域の方々、次代を担う学生の皆様など、多くのステークホルダーと共に歩む「オープンカンパニー(ひらかれた企業組織)」を目指します。多才な志が集い、知恵を出し合い、あたかも生命が響き合う森のように豊かな未来を育んでいく――。この「共創の森」から生まれるエネルギーこそが、これからの社会に新たな活力を循環させていくと確信しています。

そして、そのすべての根幹にあるのは「人」です。
会社とは単に利益を追う場ではなく、「人が集まり、育つ場所」でありたい。一人ひとりが主体者として社会課題に向き合い、仲間とともに切磋琢磨する中で、自らの人生をも豊かに創造していく。そんな人間本来の喜びが満ちる場所であれば、結果として生み出される「類」の価値は、より深く、より確かなものになると考えています。

2026年1月には、その指針となる「活力共創研究所」を設立いたしました。確かな事実追求をもとに、10年、50年先を見据え、皆様と共に「新しい社会のあり方」を構想してまいります。

私たちは今、この「共創の森」を共に耕し、豊かな未来を育てていく新しい仲間を求めています。
建築、教育、農業、地域共創――。多角的なフィールドで、自らが主体となって社会の活力を生み出したい。そんな志を持つ皆さんと、切磋琢磨し合える日を楽しみにしています。