2022年12月28日
本の森ちゅうおう(中央区立京橋図書館・中央区立郷土資料館)が竣工!12/4の開館日は7000人が来場しました!
弊社が設計・監理を行いました「本の森ちゅうおう」が竣工し、2022年12月4日に開館しました。
中央区の京橋図書館と郷土資料館を併設し、多目的ホールやカフェを備えた、新たな生涯学習拠点となる複合施設です。
2017年にプロポーザルで当選し、5年間の設計・監理期間を経て、無事竣工を迎えました。
「本の森ちゅうおう」は、「共に創る森」をコンセプトに、東京の真ん中で歴史・文化に親しみながら、地域の方々と共につくり育ててゆく森の様な場所になることを目指して設計されました。
1階は広く情報入手できるエントランス、多目的ホール、双方向の映像展示を主とした郷土資料館が配置されています。2階は森とつながる児童図書エリアや、企画展示の博物館機能と地域資料室を重ね合わせています。3階は図書館のメインフロアとなり、雑誌・一般書、貴重本展示に加え、電子新聞で読者をサポート。5階にはビジネスラウンジも備え、屋上庭園も含めて建物全体で散策したくなる構成となっています。
12/4のオープニングセレモニーでは、太鼓式や子ども歌舞伎が披露され、江戸以来の豊かな文化をもつ中央区らしい伝統芸能により、華やかに開館を祝いました。当日は7,000人以上の来館者で賑わい、想い想いに利用されました。
この「森」が世界から人を呼び込む「知の森」となり、人びとの活力を引き上げ、共創を促す拠点になることを期待しています。
開館時の様子
【施設概要】
(1)施設名 :本の森ちゅうおう(中央区立京橋図書館・中央区立郷土資料館)
(2)所在地 :東京都中央区新富一丁目13番14号
(3)構造 :鉄骨造+一部鉄筋コンクリート造
(4)延床面積:8,881.63㎡
(5)開設日 :令和4年12月