
認知症グループホーム2棟、小規模多機能型居宅介護・ショートステイ・デイサービス1棟、地域包括支援センター1棟の計4棟からなる複合施設。各棟は独立型とし、建物の間には広場や小径を配し、公園とつなげ、近隣の人々が自然に行き交うよう自由に通り抜けができるものとした。中央の「みんなの広場」や小径に面して各棟のリビングが面し、活動がにじみ出る。また、縁側空間を通じて交流が育まれ、地域となじみの関係が醸成されていく「普通の家」を目指した。建物のスケールは、まちと溶け込み、「我が家」としての愛着に留意した。認知症グループホームは、できる限り利用者自ら動き、家事や課題を担い共同生活を営むスタイルで、「福祉」の発想から脱却する思考で設計した。
事業構想、設計業務、施設運用に関することなどお気軽にお問い合わせください。
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