2024年8月29日

【類塾・自然学舎】日本航空株式会社と協働して「JALサマーキャンプ」を開催しました

株式会社類設計室の教育事業部が運営する「類塾」「自然学舎」は、2024年7月29日(月)~8月2日(金)に類塾生を対象とした『JALサマーキャンプ~大自然に囲まれたリゾート地「神鍋高原」で過ごす5日間~』を開催しました。航空運送事業を中心に、多数の事業や地域活性化活動を拡充した「JALふるさとプロジェクト」などを手掛ける日本航空株式会社との協働で、今回のプロジェクトが実現しました。

当日は小学4年生から中学2年生の子ども8名が参加しました。空港での航空教室では、客室乗務員やパイロットからのお仕事講座やオフィス見学をし、兵庫県豊岡市では自然体験やキャンプの他、一度絶滅した「コウノトリ」の再生に向けたフィールドスタディを行うなど、充実した5日間となりました。

今回の協働イベントを通じ、航空会社や自治体が追求している課題を子どもたちも同じように追求することで、豊かな心を育むとともに、明るい未来を育てる人材になることを期待しています。

JALサマーキャンプの概要

【日時】2024年7月29日(月)~8月2日(金)

【会場】兵庫県豊岡市

【集合・解散】伊丹空港

1日目・7月29日(月)・伊丹空港での航空教室
・コウノトリ但馬空港へ移動
・旅の宿 名色 ときわ野 にて入浴・宿泊(3日間)
2日目・7月30日(火)・コウノトリ再生に向けた豊岡市の取り組み紹介
・コウノトリの調査と見学
3日目・7月31日(水)・マス釣り
・川遊び
・ここまでの振り返りと成果発表会準備
4日目・8月1日(木)・神鍋溶岩流の散策 
・生き物ハントと生態調査
・道の駅 神鍋高原にて入浴
・神鍋高原キャンプ場にてテント設営、焚火、キャンプ(1泊)
5日目・8月2日(金)・テント撤収
・5日間の振り返り~成果発表会~
・コウノトリ但馬空港から伊丹空港に移動し解散

JALサマーキャンプを引率したスタッフのコメント

「田結湿地、溶岩流での生き物探しやマス釣りなど、子どもたちも『もっといたい!』『またやりたい!』と非常に楽しみながらも、実は全てがコウノトリに繋がっているということを子どもたちも大人も、とても興味深く学ばせていただきました。

また、日本航空様の航空教室では、飛行機やパイロット、CAさんのことだけでなく、一つのフライトに携わるたくさんの職種や、その方々の実際に働いている様子も見学させていただけたことが、とても良かったです!

豊岡はどこを訪れても緑は濃く、空は青く、空気と水は澄んでいて、心身ともにとても充たされた5日間でした。子どもたちの表情もずっと晴れやかで生き生きしていて、こんな大自然の中でゆったりした時間をみんなで過ごせたことが何よりの企画となりました。」

参加した生徒の保護者様から寄せられた声

・「親元を離れて過ごすことで、自信や、自立心も芽生えた気がします。集団生活での思い出もよかったように思います。」

・「航空会社のオフィス、社員にならないと入れない所に入れて、 飛行機の事を勉強できたようで、満足していました。」

・「娘は、夏休みの宿題の新聞に、『冬の田んぼに水を入れたままにすること。無農薬にすることで、コウノトリのすみかを守ることが大切』と書いていました。 豊岡市役所の方からの説明を聞いた経験が彼女が大人になるにあたり、環境についての考えを自分なりに持てるプログラムだと思いました。」

今後も類設計室の教育事業部では、未来を生きる生徒の学びになるよう、進路選びのヒントや世界観を広げられるイベントを企画していく予定です。どうぞご期待ください。

協働企業 日本航空株式会社(JAL)

日本の航空会社として最も長い歴史を持つJALグループでは、これまでに培った強みを活かして、「安全・安心な社会を創る」と「サステナブルな未来を創ること」を骨子とした「JAL Vision 2030」を実現し、「世界で一番選ばれ、愛されるエアライングループ」となることを目指しています。直面する社会の重要課題に対して、「移動」を通じた「関係・つながり」の創造で向き合うとともに、持続的な社会的・経済的価値の創出に取り組んでいます。