2025年9月10日

【類塾プラス】西大和学園教諭×IT教育プランナー×類塾プラス「AI時代の国語力」が開催されました

弊社 教育事業部「類塾プラス」は、8月23日(土)に「AI時代の国語力」イベントを千里中央教室 共創ホールにて開催しました。大人から子どもまで総勢72名が参加しました。

今回特別講師として、西大和学園 中学校・高等学校の教頭 寮長 国語科の牧村繁宏氏、AIと教育に詳しい、Manabi-ya Boston CEO/株式会社 SAMURAI 文教事業開発部部長の草郷雅幸氏の両氏をお招きし、皆で活発な議論を繰り広げました。

参加した類塾生からは

「形容詞を使わないで日記を書くのは力になると思った」(中3)
「国語の見方が変わった」(中1)
「自分は国語は苦手で嫌だけど、今日のイベントに参加して頑張ろうと思った」(中3)

国語に対する考え方について前向きな感想が多数出ました。

保護者のみなさんからは、

「『AIを批判的に活用し、自分の考えを再構築する』この言葉が印象に残った。AIを見直すきっかけとなった」(小5 保護者)
「子どもたちの豊かな想像力に驚きを覚えました」(小5 保護者)
「国語力をみがくため、経験体験をアウトプットする習慣をつける」(中1 保護者)

といった、多くの気づきの声が寄せられました。

■講師陣が語る「AI時代の国語力」

テーマの一つである「国語力とは」から牧村氏は、「現代の日本語は言葉をどんどん省略しているが、話は通じる。それが「文字」となると一気に「できない」となってしまう。だけど、国語力というのは何か難しいものを生み出すよりも、その文章や言葉がどんな意味をもつのかを説明すること」と話してくれました。

また、草郷氏は、国語力を鍛えていくためにAIをどのように活用していくのかという視点から「様々な視点から考えたり、創造性を育むためにも壁打ちとしてAIを活用しながら、自ら考えを深めていくもの。『AIをパートナーとして使っていくこと』が大事」と話してくれました。

AIを使うことが当たり前になっている時代。AIが提示してきた文章が本当に正しいのか?と疑問に感じたり、何度も問いを投げながらも「自分で深く考える」ことはどんな時代であっても重要となってくるでしょう。深く思考をしていくために、どのようにAIを活用していくべきかを考えていく必要がこれからも大事になってきます。

最後に、類塾プラス 国語講師の足立景から子どもたちへ「言葉を生み出すには経験が重要。経験や体験をした後、五感で感じた経験と感覚を研ぎ澄まして言葉を使えるように向き合い、鍛えていくことが類塾プラスとして大切であると考えています」とメッセージを送りました。

今回のイベントでは、大人も子どももAIと人間が持つそれぞれの特長を理解しながら、多くの学びが得られる時間となったのではないでしょうか。AIが持つ利点を正しく活用することは、学習面でも、将来生きていく上でも「国語力」を身に着けていくために切っても切り離せないポイントとなっていくでしょう。

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