現場で見つけたリアルな課題を解決する「マーケティング戦略インターン in 大阪」を開催しました

株式会社類設計室(大阪本社:大阪市淀川区、社長:岩井裕介)は、9月3日(木)または8日(火)と9日(水)の2日間、大阪で大学生17名を対象とした「マーケティング戦略インターン」を開催しました。 

マーケティング戦略インターンとは

弊社では、学生や企業、地域社会と一体となり、これからの社会や事業のあり方を追求しています。本インターンシップも、学生たちとの協働を通じて、新たな視点や可能性をともに探る機会の一つとして企画しました。
今回は、全国から集まった大学生たちがチームに分かれ、教育・農園・地域共創 3事業部の現場に入り、各事業部が実際に抱えるマーケティング課題を体感。現場で得た気づきをもとに、課題解決に向けた企画提案に挑戦するインターンシップです。最終日には、各チームが提案した企画を審査員に向けてプレゼンテーションし、優勝チームを決定しました。

学生が解決する3つのリアルなマーケティング課題

今回は、各事業部が直面する実際のマーケティング課題をテーマに設定しました。

教育事業部:類塾プラス千里中央教室のエリアマーケティング課題に挑戦!地域の中学校からの生徒募集を強化せよ
農園事業部:協働生産者の商品を活かしつつ、自社農場の野菜の魅力を伝え、購入につなげる販売戦略を考えよ
地域共創事業部:株式会社縁joy Family Japan(ラーメン店「大阪縁乃助商店」運営)/類農園の課題を捉え、くわしる(自社ポスティングDXサービス)を活用して解決につながる営業提案をせよ

実際の現場に飛び込み課題の背景を深掘り

企画を始める前に、まず学生たちは各事業部の現場に足を運び、実際の仕事や現場の様子を体感しました。
教育事業部では類塾プラスと類学舎での授業体験、農園事業部では類農園直売所での販売体験とVUTAIの見学、地域共創事業部では類農園スタッフからのヒアリングや、ラーメン店への訪問を実施しました。自ら現場に身を置くことで、肌で地域・顧客の抱えるリアルなニーズを把握し、最終日の企画提案に向けて、チームで議論を深めていきました。

優勝した教育事業部チームの提案「中学ライフ先取DAY」

教育事業部チームは中学生の目線に立ち、実際に千里中央の街を歩きながら、通塾における課題を調査しました。その中で、「教室までの地形的なハードルがある一方、一度でも教室に来れば、継続して通塾する可能性が高い」というデータに着目しました。
そこで、ターゲットをあえて中学生から小学6年生へと広げ、「小学6年生が抱える中学校進学への不安を解消する機会をつくれば、教室に足を運んでもらえるのではないか」という仮説を立てました。この仮説をもとに、実際の授業や定期テストなど、中学校生活のリアルを体験できる「中学ライフ先取DAY」を企画。中学校への進学を控えた小学6年生に、入学後の生活を具体的にイメージしてもらうことで、教室に足を運ぶきっかけをつくる提案へとつなげました。

このほかにも、惜しくも優勝は逃したものの、学生の視点を活かした様々な戦略が各チームから提案されました。

<他チームの提案>
・農園事業部:消費者の「農業に関わりたい」というニーズと生産者の「人手が欲しい」という課題を結びつけて生まれた「 購入した野菜の生産者に会いに行けるツアー」
・地域共創事業部:「高校の探究学習と連携し、高校生と一緒に企業の課題解決に取り組む」/若年層のラーメン離れに着目した「わんこそば形式のラーメン」「QRコードの印刷されたリュックを背負う人間広告」/「アプリによる来店回数管理とクーポン配布システム」 /「くわしるのサブスク化」

今回生まれた提案のうち、すでに実施が決まり動き出している企画に加え、他にも複数のアイデアについては今後も検討を続け、実際の事業への展開を目指す予定です。 

審査員からのコメント

審査には、弊社社長・社員に加え、地域共創事業部チームが課題の一環で訪れた「大阪縁乃助商店」を運営する、 株式会社 縁joy Family Japanから中川晃宏氏にも参加していただきました。

中川晃宏氏からは
「理念に立ち返って、そこからどう行動していくかということの大事さを感じました。自分も明日からその視点に立ち返ろうと思います」
との講評をいただきました。

また、農園事業部事業部長小林有吾からは
「学生ならではの視点に刺激を受け、早速現場でも取り入れたいと感じました。一方で、優れたアイデアであってもマーケティング戦略においてはコスト面も重要。まずは小さく始めるためのスモールスタートの行動方針まで深掘りできると、さらに強い戦略になると感じました」 

そして弊社代表取締役社長岩井裕介からは
「限られた時間の中でいかに現実に迫り、仲間とスピーディーにアウトプットを重ねて戦略を練り上げられるか。『仕事は与えられるものではなく、自らつくり出すもの』という、類設計室が大切にしているスタンスを皆さんがしっかりと体現してくれたと感じています」
と、全体への総評が述べられました。

参加した学生の声

「直売所で実際に野菜を販売することで、お客様の動線や目線を意識しながら、どこが売れやすいのか、どのようにすれば興味を持ってもらえるのかを学ぶことができた」(大学3年生)
「企画する中で、課題に対してどれだけ寄り添う事ができるのか、何故その課題があるのか、誰が困っているのか、このような課題感をリアルに追求していく事がマーケティングにおいて大切であると実感した」(大学院1年生)
「学生ならではの柔軟な発想を広げる一方、企業の大人の視点が加わることで、経済面や実現性など、自分たちだけでは気づけない新たな視点に気づくことができた」(大学3年生)

当日のタイムスケジュール

<1日目>
09:45     集合
09:45~12:00 課題共有
12:00~13:00 ランチ
13:00~17:00 企画
17:00~18:00 振り返り
18:00~    解散

<2日目>
09:45     集合
10:00~11:00 成果発表準備
11:00~12:00 中間フィードバック
12:00~13:00 ランチ
13:00~16:00 成果発表準備
16:00~18:00 プレゼンテーション/審査/発表
18:00~18:15 アンケート回答
18:15~    懇親会

※1日目の流れは各事業部によって異なります

▼8月に開催したもう1つの実践型インターン「BUSINESS INNOVATION CAMP」の実施報告はこちら