弊社は宇陀市(奈良県)と包括連携協定を締結しました~新施設「宇陀イノベーションセンター VUTAI」を核に、農と学び、まちづくり等の取り組みで連携~
上記写真(右から)弊社 阿部紘 代表取締役社長、金剛一智 宇陀市長
弊社は3月30日(月)、奈良県の宇陀市(金剛一智市長)と、地域価値の向上を目指す包括連携協定を結びました。本協定によって、相互の資源と知見を活用し、農と学び、まちづくり、実証プロジェクト、地域課題の分野の取り組みに連携してまいります。
また、来る4月11日(土)、弊社の農と学びの滞在型共創拠点「宇陀イノベーションセンター VUTAI(ぶたい)」がグランドオープンいたします。
宇陀イノベーションセンター VUTAIは、弊社農園事業部 類農園の生産・流通機能に加え、教育旅行や企業研修の企画・運営を担う教育・研修機能、宿泊機能の役割を果たします。包括連携協定においても、宇陀イノベーションセンター VUTAIが核になり、多様な主体が交わる共創の場を形成することで、地域価値の向上につなげていきます。それは、類農園が1999年に宇陀で創業した時から現在に至る長きにわたって、ご支援とご厚情をいただいた宇陀への恩返しであると考えています。
包括連携協定を結んだ背景
建築設計事業を祖業に持つ弊社は1999年、「中間山地から日本の農の再生」という志を掲げ、農園事業部 類農園を宇陀の地で創業しました。そして、類農園の設立当初から宇陀市と連携し、多くの共創の取り組みを行ってきました。
一方、日本の地方は豊かな地域資源を抱えているにもかかわらず、人口減少とそれに伴う地域の担い手不足という大きな課題に直面しています。宇陀市もその例外ではありません。
そうした中、弊社は宇陀イノベーションセンター VUTAIのグランドオープンを機に、農と学び、まちづくり、実証プロジェクトや事業創出、地域課題解決のための取り組みなどを宇陀市と推し進めるために、包括連携協定を結ぶ運びとなりました。
包括連携協定の主な内容
●人材育成・教育環境の充実
・子どもから大人まで対象の探求型ソーシャルアントレプレナーシップ教育プログラムの企画
・こども園/幼稚園と連携した自然体験型保育プログラムの企画
・市外学校/企業等のプログラムの企画
●農業の振興
・地域就農希望者の受け入れ
●まちづくり及び拠点形成
・里山等市有地・市有施設を“学びのフィールド”として利用
●実証事業の推進及び事業創出
・自動配送ロボット等の実証プロジェクトの共同企画
・スマート農業等の技術導入及び実証
●情報発信及び地域連携
・HP、SNS、弊社直売店での事業及び地域の情報発信
・災害時の避難場所としてVUTAI提供
関連・宇陀イノベーションセンターVUTAIのグランドオープン記念式典の日時
日時:4月11日(土)13時開場
場所:宇陀イノベーションセンター VUTAI(奈良県宇陀市榛原下井足79-1)
式典の第一部では、京都観世流の能楽師をお招きし、祝祷の演能「翁」の舞と謡を披露していただきます。第二部は特別対談を実施。登壇していただくのは、国宝姫路城の修復で知られ、VUTAIの大広間を手掛けていただいた宮大工大都流の西嶋靖尚棟梁と、世界を駆け巡るプラントハンターとして知られ、多くのランドスケープをプロデュースする、VUTAIの植栽計画を手掛けていただいた西畠清順氏のおふた方です。
グランドオープンを機に、日本の「はじまりの地」と言われる宇陀から、皆様とともに活力ある社会を拓くための共創の場をつくってまいります。

リンク:グランドオープン記念式典の詳細
「宇陀イノベーションセンター VUTAI」の役割と目指す先
類農園の生産・流通機能に加えて、教育旅行や企業研修などを企画・運営する教育・研修機能や宿泊機能の役割を果たします。
農・教育・企業が交わり、新たな事業や学びが生まれる「農と学びの滞在型共創拠点」として、地域への恩返しと未来の創造を目指します。

宇陀でのこれまでのあゆみとこれから
〈1999年〉
類設計室の農園事業として類農園が宇陀で産声を上げました(同時に三重県度会町でも開業)。事業を始めるにあたって、宇陀は豊かな土壌と水があり、都市部の大阪からも比較的近いという好立地でした。記紀万葉にも登場し、日本の「はじまりの地」と呼ばれる深い歴史性を有しているとされます。「日本の農の再生」という大志を掲げた弊社にとって、創業するのにふさわしい、まさに最良の場所でした。
〈2005年〉
地元で脈々と受け継がれてきた伝統野菜に注目し、宇陀金ごぼう等の「大和伝統野菜」の栽培を開始しました。また、この年、現在の「多様な主体が交わる共創の場」にも繋がる自然体験やインターンシップの受け入れをスタートさせました。
〈2014年〉
直売事業を開始。類農園直売所西中島南方店(大阪市淀川区)と彩都店(大阪府茨木市)を開業しました。地域で栽培しそれを都市部で販売するという、生産から販売まで一貫して行う、企業体ならではの強みを生かした事業へと進化させました。
〈2019年〉
地元のお米を高単価で販売できる仕組みを構築することで、若手農家の経営基盤を安定させ、地域を守っていくことを目指したい――。そんな思いを掲げて「宇陀米ブランド化協議会」を地元の方々とともに立ち上げました。
〈2021年〉
近鉄百貨店様と協働し、2021年あべのハルカス近鉄本店にオープンした「ハルチカマルシェ」で産直野菜の販売を始めました。販路拡大によって沿線価値の向上を図る共創事業として注目を集めました。
〈2023年〉
NTTデータ関西様による独自AIを使った、農産物販売所に特化した需要予測サービス「アグリアスエ」の実証実験に協力しました。同サービスはより精度の高い需要予測をし、廃棄物となるロスを減らして農家の所得向上を図るものです。いちはやく農業DXに取り組み、大手経済紙などでも取り上げられました。
〈2024年〉
宇陀の事務所や出荷場などの生産・流通拠点のリニューアルと、滞在型共創拠点「農と学びの共創拠点 VUTAI」の新たな建設を発表、その記者会見を4月8日に宇陀市役所で開催しました。多くのメディアに取材され、農という枠を超えてチャレンジする企業活動として評価されました。
〈2025年〉
この年の7月5日にVUTAIの上棟式、11月15日に竣工式を執り行い、プレオープンしました。プレオープンから4カ月という短期間にもかかわらず、受け入れ人数は延べ約400人、受け入は18団体、視察21件に達しました(3月15日までの数値)。
〈2026年〉
宇陀イノベーションセンター VUTAIがいよいよ4月11日(土)グランドオープンします。多様な主体が交わる共創の場として、未来に向けた大きな歩みをスタートさせます。
関連URL: https://vutai.rui.ne.jp/


