自然学舎×しごと学舎 「プロと一緒に君の知らない才能を見つける」3Days夏休み特別イベントを開催しました

株式会社類設計室(大阪本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:岩井裕介)教育事業部は、2026年7月21日(火)~23日(木)に「3Days 夏休み特別イベント」を開催しました。本イベントは、しごと学舎「こども建築塾」「こども起業塾」と自然学舎「食農みらい塾」の3事業が初めて合同開催した夏の特別イベントです。「君の知らない才能を見つけよう」をテーマに、子どもたちがさまざまな仕事を体験し、自分が心からワクワクできることや、将来につながる才能の芽を見つけることを目的に開催しました。当日は小学4年生から高校3年生までの合計99名が参加しました。

当日のイベントの様子

●1日目 食農みらい塾 「トマトを食べて野菜の味の違いを知る。それをストーリーに!」

類農園直売所のスタッフになりきりPOP作成
食農みらい塾は、「食」と「農」を舞台に、子どもたちに学びを提供する講座です。食農を通じて自分たちが生きる社会にどうかかわっていくかを、子どもたちはプロ講師に学びながら身体全体で学びます。
今回は、直売所店舗のスタッフになりきってPOPを制作しました。「汁が出にくいからお弁当におすすめ」「お日様の光をたっぷり浴びて育ったトマト」など、生産者の想いや野菜の魅力を、どんな言葉なら伝わるかを考えながらPOPを仕上げました。講師を務めた、POPづくりのプロでもある弊社の農園事業部企画部課長の三輪歩未からは「目の前の野菜だけでなく、その奥にいる生産者や運ぶ人までイメージしてくれたことが伝わる。野菜はストーリーを知ると、もっとおいしく食べられる」と話しました。

2種類のトマトの食べ比べ
POPをつくるためには実際にその味を知っていなければいけません。そこで2種類のトマトの食べ比べをしました。最初は「おいしい」と話していた子どもたちも、「柔らかい」「いい匂い」「気持ちいい」など、一人ひとり異なる言葉で味や食感を表現できるようになりました。進行役で弊社自然学舎の尾崎宗は、「AIはそれらしい文章は書けても、実際に食べて感じたことを書くことはできない。だからこそ、『おいしい』で終わらせるのではなく、感じた違いを自分の言葉で表現することが大切」と話しました。
参加した子どもからは、「トマトが苦手だけど甘くて食べられるようになった」「食べ物にどれだけ多くの人が関わっているのかを考えるきっかけになった」といった声が寄せられました。

トマトの食べ比べ中
直売所スタッフになり切りPOP作成

2日目 こども建築塾 「仲間と協力して一つの模型を完成させた」

大阪・関西万博の跡地にワクワクする建築をつくろう
こども建築塾は建築を通してものづくりの楽しさ奥深さを知る講座です。今回、参加した子どもたちはチームになって、本格模型作りに挑戦しました。子どもたちはランダムに配られた施主(建物の注文主)のプロフィールカードから、施主の期待を読み解きました。その後、「○○ちゃんのアイデアと私のアイデアを掛け合わせよう」「土台を作るから壁はお願い」など、協力しながらチームで一つの模型を完成させました。
発表時には、「仕事に没頭しがちな施主が遊び心を持てるよう、廊下をアスレチックにした」など、施主の期待に寄り添ったアイデアと模型が次々と発表されました。

建築士は「思いを形にする仕事」
模型作りの前に行われた弊社設計事業部ディレクターで講師の小熊耕平(一級建築士)の講義では、過去の建築事例をもとに、施主の思いをどのように形にしてきたのかを紹介しました。「建築士の仕事は、建物を設計することではなく、施主の期待や想いを形にする仕事」という言葉に、子どもたちは熱心にメモを取りながら聞き入っていました。最後に小熊から、「建築は一人ではなく、仲間と協力して今までにないものを作り上げる仕事。その面白さを体感してくれたと思います」と講評がありました。

チームで模型を製作
完成した模型

3日目 こども起業塾 「将来を考えるのが楽しくなった」

「25歳の自分」を考えてみよう
最終日は、大谷翔平選手も活用した「マンダラチャート」を使い、「25歳の自分」を描くワークショップを実施しました。最初は「将来なんてわからない」と手が止まり、考え込む子どもたちの姿が多く見られました。
弊社事業統括部次長で講師の山根教彦(一級建築士)は、自身の経験をもとに「思いがけずいろいろな仕事を経験したけれど、その時々で目の前のことに全力で取り組んできたことが、今の仕事につながっている」と話し、将来は経験の積み重ねで形づくられていくことを伝えました。

お客様の悩みに応えるアイデアを提案しよう
次に子どもたちはチームごとに分かれて、お客さん役のスタッフが抱える悩みを解決するアイデアを考えるワークを実施しました。「時間がなくて運動できない」という悩みに対しては、「運動するとポイントがたまり、好きなグッズがもらえるアプリ」など、自由な発想で次々とアイデアが生まれました。

最後にもう一度「25歳の自分」を考えてみると
ワーク後に改めてマンダラチャートへ向き合うと、「家族を大切にしたい」「鉄道が好きだから、今日出会ったメンバーと鉄道会社をつくりたい」など、自分らしい未来を具体的な言葉で書けるようになりました。進行役で弊社教育事業部しごと学舎長の逆井聖也は、「将来は仕事だけではない。どんな自分でいたら楽しいのかを考えることが、自分らしいキャリアにつながる」と話しました。
参加した生徒からは「将来に期待が持てるようになった。」「書いたことを25歳の時に実現したい」など、未来を前向きに捉える声が寄せられました。

完成したマンダラチャート

全体のアンケート結果

3日間の体験後アンケートでは、イベントへの満足度は約100%、さらに91%が「将来やりたいことが見つかった」「働くことへのイメージがプラスになった」と回答しました。食・建築・起業という異なる仕事や価値観に触れることで、自分の興味や可能性を発掘する3日間となりました。