
「文教住宅都市」を掲げる兵庫県西宮市で、地域包括ケアの拠点を計画した。日常的に地域に開かれた「地域のリビング」をコンセプトに、入居者や利用者の保護の観点からどうしても閉鎖的になりがちな福祉施設のイメージを覆す試みを行った。カフェを備えた地域交流スペースやウッドデッキ、足湯、堀を設けずに公道と連続させた遊歩道など、地域住民らの立ち寄りや集い、語らいを誘発し、地域に根ざす福祉基盤の醸成を目指している。外観は、円弧状に連なるバルコニーの手すりを木調とし、親しみやすく開放的なデザインとした。
事業構想、設計業務、施設運用に関することなどお気軽にお問い合わせください。
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