【夏休みイベントレポート】子どもたちが酷暑日に挑む! 夏休み特別講座「こども建築塾」に延べ270名が参加! “明るさを確保しながら室温上昇をおさえる” 快適な環境づくりについて実験しました
株式会社類設計室(東京本社:東京都大田区蒲田5-38-3 代表取締役社長:岩井裕介)は、2026年7月28日(火)~30日(木)の3日間、小学4年生~高校3年生を対象に一級建築士から建築の世界を学ぶ「こども建築塾」を東京本社3階「Soil」にて開催しました。
全日程満員御礼!3日間の延べ参加人数270名!
本イベントでは、全日程満員御礼となりました。3日間のイベント開催となりましたが、延べ人数270名のお子さまに参加いただきました。
開催の背景
近年、日本各地で猛暑が続き、2026年4月から「酷暑日」が正式な予報用語として制定されるなど、暑さへの対策が大きな社会課題となっています。総務省消防庁の調査によると、2025 年(5~9 月)の熱中症による救急搬送は全国 10 万 510 人と調査開始以最多。発生場所では「住居」が 3 万 8292 人(38.1%)で最多となっています。(※1)
そこで本講座では、建築が持つ暑さ対策の工夫を一級建築士と学び、粘土やアルミホイルなどを使って、素材による熱の伝わり方の違いを実験しながら、「熱中症にならない家」づくりに挑戦します。人工的に強い日差しを作り出す太陽光再現装置を使って、「屋根にはどんな素材を使えば日差しが防げる?」「窓にはどんな素材を使えば風を取り込める?」などを検証していきます。子どもたちの自由な発想と建築士の知見を掛け合わせ、「酷暑日」という社会課題に向き合います。そのほか、東京本社の見学や、一級建築士から学ぶスケッチ体験も実施します。
※1総務省消防庁「令和7年(5~9月)の熱中症による救急搬送状況」
【7/29実験テーマ】明るさを確保しながら室温上昇を抑える快適な環境をつくろう
15㎝×15㎝×15㎝のフレーム模型をベースに屋根や壁を取り付け環境に配慮した住宅模型を作成していきます。必須条件として、専用装置を用いて光を取り込み、日当たりの良い居間を想定した室内照度1000Lx(※)以上を確保すること。そして、4分間光を当て続けた状態で、最も室内温度の変化が小さいチームが優勝。
※Lx(ルクス)・・・明るさの単位。
実験を終えた子どもたちの声
・光がちょうど良くても温度が上昇してしまうなど、バランスを取るのがとても難しい。
・難しかったことが、少し材料を動かすだけで光が入る量が変わってしまうこと。もっと他の材料を使って温度を下げていきたい。
・建物に断熱材を増やしたのに、最初より最後の方が温度上昇してしまったことが気になった。実際の家での断熱方法が気になった。
・チームの仲間と協力することが大事だと思った。家でも模型をたくさん作りたい。実験では2位を取れたのが嬉しかった。


こども建築塾おなじみの「スケッチ回」も実施
これまで、「長野オリンピックスタジアム」や「本の森ちゅうおう」のデザインを担当した、弊社設計事業部の佐藤賢志(以下、佐藤)をメイン講師に迎えました。こども建築塾ではおなじみとなっているスケッチ回を実施。「ワクワク」や「怒り」を線で表すアイスブレイクからスタートし、二点透視図法※の実演・レクチャー、そして終盤には「Soil」(弊社の3階工房・こども建築塾の会場)を自分たちならどんな空間にしていきたいかのアイディアをスケッチしました。
※二点透視図法・・水平線上に2つの消失点を置き、物体を斜めから見たときの遠近法をリアルに表現する描法




佐藤は「スケッチは『建物を作る時の第一歩』であり、周りと共有して楽しむ、反応をもらって楽しむことが大切であり、誰でも上手になれる。君たちの可能性は無限大だ。」と参加者たちにメッセージをおくりました。


