類農園「農業と学びの共創拠点」(奈良県宇陀市)の上棟式を執り行いました
類設計室東京本社3階「Soil(ソイル)」、4階「Base(ベイス)」が新たに開設いたしました
250名が参加!一級建築士のべ15名が動員された東京開催「こども建築塾」が大盛況で終了しました
旧プロジェクトストーリーのページを、新たに「類の描く未来」へと名前を改め、新規記事を掲載しました
新たな共創研究のプラットフォーム「活力共創研究所」を設立しました
「本源」から「未来」をともに設計する
クライアント・社会に寄り添い確かな価値を提供
ひと、社会、自然が豊かになる建築を
本の森ちゅうおう(中央区立京橋図書館・中央区立郷土資料館)
豊中市立庄内さくら学園・豊中市庄内コラボセンター「ショコラ」
出光興産統合研究所「イノベーションセンター(仮称)」
中央区立晴海地域交流センター はるみらい
酉島製作所 新本社工場ビル
松田町立松田小学校
めざすのは建築を起点に広がる活力にあふれた未来
A(渡辺) 八千代市の庁舎建設担当の方々と対話を重ねる中で見えてきたのは、「30年、50年にわたって市民にとって価値ある場所であり続けてほしい」という強い想いでした 。DX化が進み、行政手続きがデジタル化されていく未来において、「それでも市民が庁舎を訪れる意味とは何か」という根源的な問いが、設計の出発点となりました 。 単なる手続きの場ではなく、市民の交流拠点やイベントスペースになったり、新たな刺激や出会いが生まれ市民の拠り所となる。時代の変化に対し柔軟に、進化し続ける庁舎が求められていました 。
本事業は、小学校・中学校を統合し、複数の公共施設とともに複合化整備しました。敷地は大阪府豊中市南部の庄内地域にあります。まちの歴史は弥生時代から二千年に及びます。戦後復興期に人口が急増したものの、下町の気質が残り、子ども食堂や子どもたちの見守り活動が盛んなのも特長です。住民同士のつながりが残り、地域のお祭りには多くの住民が参加します。 このような地域特性を踏まえ、豊中市が構想したのは、地域ぐるみで子どもを育てる活動を中心に、地域活力を高める地域拠点施設です。学校は統廃合を機に、目指す子ども像として「自ら考え、行動し、仲間とともに豊かな社会をつくる子ども」が掲げられ、新しい時代の教育への期待が高まっていました。 地域の活力の源は子どもたちです。子どもたちの元気な声が聞こえ、その周りにはお年寄りや近所のおばちゃんたちがいて子どもたちを見守っている。そんな人と人との温かい繋がりが住みやすい街、住みたくなる街になります。人口が減少し寂しくなってきたとはいえ、豊中市南部地域には、そんな昭和の名残を感じる光景が残っています。本事業の目的である豊中市南部地域の活力あるまちづくりを推進するにあたっては、今もこの地域に残る人と人との繋がりを活かし発展させること。子どもから大人まで多様な関係の中で子どもたちを育むことを主眼にプロジェクトを進めました。
中央区立晴海地域交流センター「はるみらい」は、東京2020年オリンピック・パラリンピック後の晴海地区の変容を見据え、中央清掃工場の地域還元施設をリノベーションした複合施設です。 住民が未来を創造する拠点づくりを目指して、中央区と共同開催した住民参加型のワークショップ「共創スタジオ」を行い、スポーツ・文化・学びなどの多様な活動ができる新たな地域拠点を、中央区・住民と共につくりました。 竣工後も類設計室の教育事業部が展開する「はるみらい こども建築塾」を半年に1度開催しています。竣工後の運用段階に設計事務所が関わることで、地域拠点としての新たな使い方を示し、建物を使い続けていく仕組みづくりにつなげています。
HORIBAグループは、世界に約50のグループ会社を持ち、グローバルに分析・計測システムを提供するリーディング・カンパニーです。その社是は「おもしろおかしく」であり、『人生の一番良い時期を過ごす「会社での日常」をエキサイティングなものに』という創業者である堀場雅夫氏の哲学が由来となっています。この哲学のもとで、高い技術を世界に発信する「港」をイメージして完成したのがHORIBA BIWAKO E-HARBORです。 そして、本事業における類設計室の建設プロジェクトの推進は、この哲学から派生した、時々の社会外圧に応える経営戦略や企業戦略を、客先と同じ目線でとらえることに注力し、さらに、研究や生産の具体的な中身まで深く把握していくことが大切でした。それを、建築に翻訳し、新しいシステムを提案していく。これが、戦略パートナーとして、企業の先端課題に応えていくことにつながっています
現在教育界は、戦後高度成長を支えた画一的・知識偏重の教育から、未知なる社会を生きるための教育、すなわち資質・能力の育成、学び続ける力の獲得へと大転換期を迎えています。本プロジェクトは、安威キャンパスから総持寺キャンパスへの全面移転を機に、将来を見据えた新たな教育の在り方を根本から追究し、新教育に対応した新校舎をゼロから考えることができるまたとない機会と捉え、プロジェクトを進めていきました。 追手門学院中・高等学校(以下追手門中高)とは、本プロジェクトが始まる以前から類設計室教育事業部(類塾)が生徒募集や受験の観点からお互いの教育観を共有しあう関係で、追手門学院中高と類塾が目指す教育観には親近性がありました。子ども達を難関校へ受験させ、一方的に知識を詰め込むのではありません。子ども達の主体的な活力を引き出し、学ぶ楽しさを積み重ね、社会に出ても学び続ける力を育む教育です。 設計のプロセスにおいても、建築の在り方だけでなく、新校舎でどんな学びを実践するか、どんな子ども達を育てたいか、今後社会はどのようになっていくのか、を共に深掘りするところから始まりました。追手門学院中高からは、志と熱意あふれる教育長を筆頭に、次の時代を担う教員の方々を組織した「未来教育プロジェクトメンバー」と「教育事業部を有する類設計室」が意見を重ね合わせ、社会・教育・建築・運用を一体的に追究していきました。建物が出来てから、それに合わせて学びをあてはめるのではなく、最初から学びと建築を一体で考えるプロセスです。
類設計室は多くの学校プロジェクトに携わってきました。その中で今、学校建築は大きな転換点を迎えていると感じています。今後の学校づくりを考えるとき、その背景にある時代や社会の変化を見つめることで、この先の社会が求める学校の在り方が展望できると考えます。
私たちが設計した「松田町立松田小学校」が令和4(2022)年に竣工しました。文部科学省「木の学校づくり先導事業(平成27(2015)年)」の支援を受けた全国3例目となる準耐火構造の木造3階建て校舎(木三学)だ。ここでも在来軸組工法を採用し、普及性の高い木造校舎モデルを目標にしました。竣工後は、温熱環境や音環境も継続して実測検証を進めています。建てて終わりではなく、木造の確かな環境性能を示していくことも、これからの学校木造化を持続させるために必要な私たちの使命だと考えています。
「Eat well, Live well」をコーポレートスローガンに掲げる味の素グループは、アミノサイエンス®を基点に、食品から医薬品等のサイエンスまで、幅広い事業を展開する世界一のアミノ酸メーカーです。創業から今日に至るまで、「アミノサイエンス®で、人・社会・地球のWell-beingに貢献する」を志(パーパス)に、国内外の企業や研究機関とのオープンイノベーションを積極的に推進、多くの社会課題や事業に取り組んでいます。 クライアント・イノベーション・センターは、味の素グループが持っている技術を紹介しながら、ビジネスパートナーと新価値・新事業の共創に向けて議論を深め、社会課題の解決につながる研究テーマを創出するための拠点として、新たに誕生しました。 計画地は神奈川県川崎市鈴木町。味の素株式会社の創業地であり工場と共に研究施設を有する、川崎事業所内の一角にあります。この地は、鉄鋼・石油化学等の工場やエネルギー・物流施設等が数多く集まる川崎臨海部のなかの一地区であり、世界の玄関口である羽田空港からもほど近い立地で、わたしたちの生活を支える、さまざまな産業が集まっています。
類の建築を、さまざまな視点から見つめる
魅せるラボをめぐる
本のみちを散歩して、ひろばを巡る
森を散策するように建物をめぐる
弊社が設計・監理を担当した「江戸川区立東小松川小学校」が竣工いたしました
日本を牽引する企業と学生とともに 10 年後の建築業界のかたちを考える 「建築の『バトン』を次世代につなぐ」 ~建築業界サミット 2025~を開催します
弊社が受け入れを行ったインターンシップで、カナダと日本の学生が自然体験プログラムを企画し、発表しました
文部科学省学校施設整備・活用のための 共創プラットフォーム「CO-SHA Platform」に「豊中市立庄内さくら学園・豊中市庄内コラボセンター」が掲載されました
地域×学生×企業×行政で「宇陀の未来」をともに考える「BUSINESS INNOVATION CAMP」を開催しました
総動員数50名!『京橋中央商店街を若者が闊歩する商店街に!』をテーマに、学生のチカラ×企業の事業アセットで地域課題に挑むイベントを開催しました
【株式会社類設計室】 探究学習塾の「エイスクール」と協働し、未来の建築家を育てる『中高生 建築コンペ挑戦プロジェクト』を始動
【こども建築塾】子どもたちによる「大阪・関西万博のパビリオン」模型が完成! 8月30日に発表会を開催
〈こども建築塾×ABCハウジング×箕面市〉ABCハウジング ウェルビーみのおで「ものづくり教室」を開催、万博のパビリオン模型を作り盛況に終わりました
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